ＯＨＹＡ ＣＨＥＭＩＣＡＬＳ ＣＯ．，ＬＴＤ ０３．０１．０３ Ｔｏｐ Ｐａｇｅ Ｔｏｔａｌ Ｇｕｉｄｅ
エポキシ樹脂塗装（ポリアミド硬化型エポキシ樹脂塗装）
ここでは２液混合型のエポキシ塗料を使用する塗装について説明します。エポキシ樹脂粉体塗装については粉体塗装のリンクをご覧下さい。
２液エポキシ樹脂の上塗用液体塗料はポリアミド系の硬化剤を使用した２液混合型のものが主流です。２液ウレタン樹脂塗装の場合と同様、２つの液体に分かれた塗料を混合したのち硬化する前にスプレーなどで塗装して自然放置し塗装膜とします。ただし、ほとんどの場合、８０度程度までの低い温度で加熱することにより塗料の中の有機溶剤が飛散し、また硬化を早めることができます。（これを焼付乾燥（焼付硬化）に対して強制乾燥という用語で呼びます。）
エポキシ樹脂の塗装膜は物性が優れているので耐薬品塗装に良く使用されます。最大の特長はなんといってもその密着性です。またメラミン樹脂系などと比較して厚塗性も良いので、きわめて防錆力が得やすく下塗にも最適です。強い防食性が要求される場合に欠かせません。
ただし欠点としては紫外線を浴びつづけた場合の光沢の保持が困難なことで、屋外の上塗にはあまり用いられません。
関連仕様表−＞ エポキシ仕様
下塗用の２液混合型エポキシ塗料もあり、２液混合型のウレタン塗料やフッ素樹脂塗料を上塗りする場合の下塗り塗料として最適です。これらの上塗り塗料は屋外での光沢保持性も良いので、エポキシと相補うことにより強力な屋外向け塗装系となります。
当社はエアスプレー作業、強制乾燥ともに大型品まで常時対応できます。
関連仕様表−＞ エポキシウレタン仕様 ジンクエポキシウレタン仕様
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