OHYA CHEMICALS CO.,LTD  03.01.04  Top Page  Total Guide

溶融亜鉛めっき製品の塗装

溶融亜鉛めっき面は化学的な反応性があって塗膜と反応することが多く、たとえばメラミン樹脂塗装を行うと数日から数か年の間に塗装がはがれてしまうことがしばしばあります。当社の実績でも、現状でもっとも剥がれにくい塗料(樹脂や顔料を最適に選択したもの)を塗装して、なお、この事故はゼロにはなりません。化学反応が溶融亜鉛めっき面の不純物や自然条件に大きく左右されることもあり、鉄の上のようにほとんどはがれない水準の塗料は現状でも開発が困難です。むしろ溶融亜鉛めっきの技術開発ではがれを防いでいる例が目につきますが普及はごく一部です。

当社は、はがれが全く許されない場合には、溶融亜鉛めっき製品の塗装は行っておりません。

しかし溶融亜鉛めっき製品に関して塗装が回避できない場合は多々あります。当社では塗料メーカーの提唱する数ある亜鉛めっき用の塗装系(塗料の組み合わせ)の中で実際にはがれの少なかったものをさらに検討して独自の方法をいくつか蓄積してきました。条件付きで一部のお客様の製品を塗装しております。

OHYA CHEMICALS CO.,LTD  03.01.04  Top Page  Total Guide